[1] アッラー*が預言者*ムハンマド*を遣わされたのは、彼が不信仰者*らの行いを監視・記録し、裁定するためではなく、アッラー*の教えを伝達させるためである。彼らの行いの清算は、アッラー*が復活の日*に請け負われる(アッ=タバリー3:2421、ムヤッサル91頁参照)。
[1] ここでの「安全に関わる諸事」とは、イスラーム*とムスリム*の安全に関わるもので、内密にしておくべき物事。一方「恐怖に関わる物事」とは、それを不用意に口にすれば、ムスリム*たちの心を恐怖に陥れるような物事(ムヤッサル91頁参照)。 [2] この「権威を有する者」とは、知識や優れた知性を備えた者。あるいは指導者(アッ=シャウカーニー782頁参照)。 [3] つまり、その知らせの真意のこと(前掲書、同頁参照)。
[1] たとえあなた一人であっても、アッラー*が勝利をお約束になったのだから、敵との戦いと、弱い信仰者の援助を放棄(ほうき)してはならない、ということ(アル=クルトゥビー5:293参照)。 [2] 関連するアーヤ*として、雌牛章190、悔悟章36、巡礼*章39とそれらの訳注も参照。