[1] 「最善の形」とは、よき品性、穏(おだ)やかさ、柔らかい言葉、真理を讃美し、そこへと誘うこと。また虚妄(きょもう)を恥ずべきものとし、それに反論すること。そしてそれを伝達するにあたって、最も効果的な手段を用いること(アッ=サァディー632頁参照)。蜜蜂章125の訳注も参照。 [2] 頑迷(がんめい)に真理にたてつき、ムスリム*たちに戦いを宣告した者たちのこと(ムヤッサル402頁参照) 。 [3] 啓典の民*に下されたトーラー*、福音*といった啓典のこと(前掲書、同頁参照)。 [4] 「神」に関しては、雌牛章133の訳注を参照。
[1] この「それらの者たち」とは、クライシュ族*やそれ以外の不信仰者*たち(ムヤッサル402頁参照)。 [2] この「御徴」とは、クルアーン*とそこに含まれる様々な明証のこと。(前掲書、同頁参照)。
[1] 預言者*ムハンマド*がそれらのことに長(た)けていたとしたら、ある種の無知な者たちは「彼は過去の啓典から学んだに違いない」と言ったであろう、ということ。預言者*は文盲であった(イブン・カスィール6:286参照)。識別章5も参照。
[1] この「御徴」とは、サーリフ*の雌ラクダ、ムーサー*の杖(つえ)のような奇跡のこと(ムヤッサル402頁参照) 。雌牛章108、家畜章109-110、ユーヌス*章97、夜の旅章90-93、ター・ハー章133、預言者*たち章5、識別章7-8、創成者*章42も参照。