[1] つまり非合法な物事や、恥部(アウラ*)、自分の心を虜(とりこ)にしそうな現世の魅力などのこと(アッ=サァディー566頁参照)。 [2] 預言者*は仰(おっしゃ)った 。「・・・(非合法なものを見ても、)視線を定めてはならない。実にあなたには最初の視線が許されても、二番目のそれは赦されていないのだから」(アブー・ダーウード2149参照)。尚、視線が「一部」と表現されているのには、証言や結婚の申し込みの際など、場合以によっては、普段は禁じられている物事に視線を定めることが許されることがあるから、とされる。一方、貞操に関しては、いかなる状況においても守らなければならない(アッ=サァディー566頁参照)。 [3] つまり禁じられた性交渉や、陰部を見られたりすることから(前掲書、同頁参照)。 [4] アーヤ*21「清くなる」の訳注を参照。