ترجمهٔ معانی قرآن کریم - ترجمه‌ى ژاپنى - سعيد ساتو

トルアンビヤーゥ

external-link copy
1 : 21

ٱقۡتَرَبَ لِلنَّاسِ حِسَابُهُمۡ وَهُمۡ فِي غَفۡلَةٖ مُّعۡرِضُونَ

人々に、その清算(の時)が近づいた[1]。にも関わらず、彼らは上の空で(警告に)背を向けている。 info

[1] 復活の日*の「清算」が近いという意味についての解釈に、次のようなものがある。①預言者*ムハンマド*は最後の使徒*・預言者*であり、その共同体は最後のイスラーム*共同体である。つまり、それ以前のイスラーム*共同体と比較すると、より復活の日*に近い。②ここでの「清算」は、死のこと。というのも死んでしまった者は、復活の日*が起こってしまったも同然であるため。蜜蜂章1の訳注も参照(アッ=サァディー518頁参照)。

التفاسير:

external-link copy
2 : 21

مَا يَأۡتِيهِم مِّن ذِكۡرٖ مِّن رَّبِّهِم مُّحۡدَثٍ إِلَّا ٱسۡتَمَعُوهُ وَهُمۡ يَلۡعَبُونَ

彼らのもとに、彼らの主*から(次々と)新しい教訓(クルアーン*)がやって来ても、彼らは決まってふざけながらそれを聞くだけ。 info
التفاسير:

external-link copy
3 : 21

لَاهِيَةٗ قُلُوبُهُمۡۗ وَأَسَرُّواْ ٱلنَّجۡوَى ٱلَّذِينَ ظَلَمُواْ هَلۡ هَٰذَآ إِلَّا بَشَرٞ مِّثۡلُكُمۡۖ أَفَتَأۡتُونَ ٱلسِّحۡرَ وَأَنتُمۡ تُبۡصِرُونَ

彼らの心は、不注意である[1]。不正*を働く者たちは、ひそひそと(こう)密談する。「一体これは、あなた方と同様の人間に外ならないではないか?[2]一体あなた方は(、彼が人間であることを)分かっていながら、魔術[3]へと赴くのか?」 info

[1] 彼らの心は現世的願望にかまけ、その体は娯楽に耽(ふけ)り 、欲望の追求、無意味な物事、俗悪な言葉に勤(いそ)しんでいえう。しかし本来、心はアッラー*のご命令に従い、かれの御言葉に傾聴(けいちょう)するとともに、その意味を熟考(じゅっこう)し、来世を念頭に置きつつ、身体は創造主への崇拝*にこそ勤(いそ)しむべきなのである(前掲書、同頁参照)。 [2] 家畜章8-9などにもあるように、彼らは使徒が彼らと同様の人間ではなく、天使*であるべきだと主張したりもした(アル=バガウィー3:283参照)。 [3] この「魔術」とは、マッカ*の不信仰者*らがクルアーン*を揶揄(やゆ)して言ったもの(ムヤッサル322頁参照) 。彼らは、人間の手による奇跡を魔術の一種としていた(アブー・アッ=スウード6:54参照)。

التفاسير:

external-link copy
4 : 21

قَالَ رَبِّي يَعۡلَمُ ٱلۡقَوۡلَ فِي ٱلسَّمَآءِ وَٱلۡأَرۡضِۖ وَهُوَ ٱلسَّمِيعُ ٱلۡعَلِيمُ

彼(預言者*ムハンマド*)は、言った。「我が主*は、天と地における(全ての)言葉を存じておられる。かれはよくお聞きになるお方、全知者であられるのだ」。 info
التفاسير:

external-link copy
5 : 21

بَلۡ قَالُوٓاْ أَضۡغَٰثُ أَحۡلَٰمِۭ بَلِ ٱفۡتَرَىٰهُ بَلۡ هُوَ شَاعِرٞ فَلۡيَأۡتِنَا بِـَٔايَةٖ كَمَآ أُرۡسِلَ ٱلۡأَوَّلُونَ

いや、彼らは(それぞれ、こう)言った。「(クルアーン*は、)夢まぼろしがごちゃ混ぜになった(無意味な)もの」。「いや、彼(ムハンマド*)がそれを、捏造したのだ」。「いや、彼は詩人なのである」。「ならば、先代の者たちが(それと共に)遣わされたように、私たちに何か御徴[1]を持って来させよ」。 info

[1] この「御徴」とは、サーリフ*の雌ラクダ、ムーサー*やイーサー*の奇跡のような奇跡のこと(イブン・カスィール5:332参照)。

التفاسير:

external-link copy
6 : 21

مَآ ءَامَنَتۡ قَبۡلَهُم مِّن قَرۡيَةٍ أَهۡلَكۡنَٰهَآۖ أَفَهُمۡ يُؤۡمِنُونَ

彼ら(マッカ*の不信仰者*たち)以前にも、われら*が滅ぼしたいかなる町(の住人)も、(たとえ使徒*が奇跡をもたらしたところで、)信じることはなかったのだ。そして一体、(奇跡を眼にしたら、)彼らは信じるというのか?[1] info

[1] 家畜章109-110、ユーヌス*章97、ター・ハー章133、創成者*章42なども参照。

التفاسير:

external-link copy
7 : 21

وَمَآ أَرۡسَلۡنَا قَبۡلَكَ إِلَّا رِجَالٗا نُّوحِيٓ إِلَيۡهِمۡۖ فَسۡـَٔلُوٓاْ أَهۡلَ ٱلذِّكۡرِ إِن كُنتُمۡ لَا تَعۡلَمُونَ

また、われら*があなた以前に(使徒*として)遣わしたのは、われら*が啓示を下す男性(人間)以外の何者でもなかった[1]。ならば、教訓の民[2]に尋ねてみよ。もし、あなた方が知らないというなら。 info

[1] 啓典の民*どころか、マッカ*の不信仰者*たちでさえ、その預言者*性を信じていたイブラーヒーム*もまた、人間の男性であった。つまり、人間だからという理由で預言者*ムハンマドを否定するという彼らの論理は、彼らの真上にさえも矛盾していた(アッ=サァディー519頁参照)。 [2] この「教訓の民」とは、過去の啓典についての知識がある者たちのこと(ムヤッサル322頁参照) 。尚、このアーヤ*を、「宗教に関する知らないことは、無知な者ではなく、知識を有する者に尋ねよ」と、より一般的な形で理解することも可能である(アッ=サァディー519頁参照)。

التفاسير:

external-link copy
8 : 21

وَمَا جَعَلۡنَٰهُمۡ جَسَدٗا لَّا يَأۡكُلُونَ ٱلطَّعَامَ وَمَا كَانُواْ خَٰلِدِينَ

また、われら*は彼ら(使徒*)を、食べ物を口にしない物体にしたわけでもないし、彼らが(現世で)永遠の者たちだったわけでもない。[1] info

[1] 同様のアーヤ*として、ユースフ*章109、識別章20も参照。

التفاسير:

external-link copy
9 : 21

ثُمَّ صَدَقۡنَٰهُمُ ٱلۡوَعۡدَ فَأَنجَيۡنَٰهُمۡ وَمَن نَّشَآءُ وَأَهۡلَكۡنَا ٱلۡمُسۡرِفِينَ

それから、われら*は彼ら(使徒*とその信徒たち)に(勝利と救いの)約束を実現させ、彼らと、われら*が望む者たちを救い出し、(不信仰において)度を越していた者たちを滅ぼしたのだ。 info
التفاسير:

external-link copy
10 : 21

لَقَدۡ أَنزَلۡنَآ إِلَيۡكُمۡ كِتَٰبٗا فِيهِ ذِكۡرُكُمۡۚ أَفَلَا تَعۡقِلُونَ

われら*は確かに、あなた方に啓典を下した。(そこにある教えを信じ実行すれば、)その中には、あなた方への栄誉[1]がある。一体、あなた方は分別しないのか? info

[1] 「栄誉」については、信仰者たち章71、金の装飾章44とその訳注も参照。

التفاسير: